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鍼灸師が教える3分ストレッチ

親指が原因!?腱鞘炎と自律神経失調症の予防&改善ストレッチ!

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CO鍼灸整骨院の小林です。

甘く見ているけれど、ほんとはコワい症状。 じつはけっこうあるんです。

たとえば、手の親指がなんとなく痛い。 「でもまあ、ガマンできないほどじゃないし、そのうち治るよね」と思って、そのままにしておくと、日常生活に支障が出るほど、痛みがヒドくなってしまうかもしれません。

あまり意識していませんが、わたしたちは想像している以上に「手」を酷使しています。 なかでも重要な役割をしている親指。 デスクワークや家事全般、細かい作業をされている方はとくに、知らず知らずのうちに小さな疲労がたまって、親指が痛くなってくるというケースが多いんです。3分ストレッチ 19-04

お子さんをよく抱きかかえている子育てママさん。妊娠出産期の女性、更年期の女性も要注意です。

親指の痛みは腱鞘炎(けんしょうえん)になり、さらに悪化すると、字を書くことや普段なにげなくしている手作業ができなくなってしまいます。

仕事をしたり、家事をしたり。 多くのことができなくなってしまうのです。

親指のケアをして、疲れをためないようにしましょう。 今回はそんな親指の痛みを予防&改善するストレッチをご紹介します。

 

意外、腱鞘炎の原因は、拇指球にあった

親指の痛みのモトをさぐると、拇指球(ぼしきゅう。母指球とも書きます)にたどりつきます。 拇指球にコリがあるから、痛みが出てきてしまうんですね。3分ストレッチ 19-05

拇指球とは、親指のつけ根にある、ふくらんでいるところです。 親指が曲げられるのは、拇指球のおかげです。 にぎる、つまむ、ものを支えるなど、チカラをつかう動作から、きめ細かな動作まで、手の動きに欠かすことのできないものでもあります。

そしてなにより、拇指球と腱鞘炎はとても密接にかかわっています。

腱鞘炎とは、カンタンに言うと、腱と腱を包みこんでいる腱鞘が炎症を起こして、腫れてしまう症状です。 腱が腱鞘のなかを滑らかに動かない状態なんです。 「腱」がたくさん出てきて、ややこしいですね。

電車とトンネルをイメージしてください。電車が「腱」で、トンネルが「腱鞘」です。そのふたつが腫れてしまって、ずっとぶつかっているわけです。

拇指球に疲れがたまると、腱が傷ついたり、腱鞘が腫れたりしてしまいます。

腱鞘炎の代表的な症状である「ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎・きょうさくせいけんしょうえん)」や「CM関節症」などを引き起こすのです。

どちらも手を動かすたびに、腱と腱鞘がつねに刺激されるので、なかなか痛みが引きません。 それどころか、悪循環におちいって、最悪の場合、手術にいたるケースもあります。

ですから、疲れをためない拇指球のストレッチがとても大切なのです。

 

ほとんど知られていない。自律神経失調症と拇指球の関係

疲れのたまった拇指球は、副交感神経が正常に働かなくなります。

副交感神経は、自律神経(意識的に働かせることのできない神経)の一種で、心拍や血流などをゆっくりさせる神経ですね。 ちなみに、交感神経は心拍や血流をはやくする神経です。

副交感神経が正常に働かなくなるとはどういうことか、と言いますと、心拍や血流がずっとドキドキとはやいままになってしまうのです。 その状態がつづくと、自律神経のバランスをくずして、自律神経失調症にもなりかねません。

知らないとほんとにコワいですね。 ただ反対に知っていると、緊張したときにうまく活用することができます。

じつは緊張したときにもっとも効果的な方法は、「指をひらく」ことなんです。 拇指球をひらくと、副交感神経が正常に働くので、ゆっくりとした心拍、血流になって、やがて緊張がとけていきます。 ぜひ試してくださいね。

 

腱鞘炎と自律神経失調症を予防&改善する拇指球ストレッチ

さて、そんな腱鞘炎や自律神経失調症に深い関わりのある拇指球。 今回は拇指球の疲れをとりのぞいて、腱鞘炎、自律神経失調症の予防&改善になるストレッチをご紹介します。

まずイスなどに座ってください。 右の手のひらを上に向けたまま、胸のまえに持ってきます。右の小指が胸にくっつくぐらいがいいですね。

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つぎに左手で、右手の親指をしっかりとにぎります。右の手のひらは大きくひらいたままをキープしてください。

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そして左手で、右手の親指をググッと反らせます。 親指つけ根あたりの伸びが感じられるでしょうか。 それを15秒間つづけます。

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左手の親指も同じように伸ばします。 交互に3回、くり返してください。

親指の痛みがヒドい場合は無理をしないでくださいね。 強く引っぱりすぎないで、ゆっくりと伸ばしていくのがポイントです。

ちょっと空いた時間に、拇指球ストレッチをして、腱鞘炎をしっかりと予防&改善しましょう。 自律神経も整うので、まさに一石二鳥ですね。

 

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