STEP8 運動の秋、食べ過ぎない体質に
こんにちは、fitness&resort INSPA(インスパ)京都トレーナーの弓岡です!
このコラムでは毎回、プロトレーナーの私たちが、普通の生活に「+ ワンステップ」で気軽に健康・美しさに磨きをかける方法を伝授します。いよいよ秋に突入!
秋と言えば・・・ 最初に出てくるフレーズは「食欲の秋」?「天高く うま肥ゆる秋」な~んてフレーズも耳に届いてきます。
食欲を上手にコントロールして、秋もナイスバディで輝いて!
交感神経を上手に刺激
「身体を動かしたら、おなかが空く」と思っていませんか?適度な運動は交感神経を優位に導き、食欲を抑制してくれます。お食事前に、気軽に取り入れられたらベストですね。
*交感神経:活発に活動するとき働く神経。アドレナリンが分泌され、血圧が上昇
*副交感神経:睡眠中や食事中など、身体がゆっくりしているときに働く神経
ウォーミングアップに【ネコのポーズ】
*肩甲骨・背骨・骨盤を連動させ、かたくなった身体をほぐします。
1)両手は肩幅、足は腰幅程度に開き、四つん這いになります。
2)息を吐きながら、両手でしっかり床を押し、背中を丸めます。
目線はおヘソに向け、お尻をしっかり締めて5秒間キープしましょう。
3)息を吸いながら背中を反らせ、目線は天井に向け5秒間キープします。
(2)(3)を交互に、数回繰り返します。呼吸と合わせて行うことで、自律神経のバランスを整える効果も期待できます。
ラクラク【魚のポーズ】
*首まわりをほぐしてから始めましょう。首をゆっくり左右に動かしたり、前後に倒したりしておきます。
1)仰向けになり、両手の甲をお尻の下に入れます。
2)息を吸いながら肘を内側に締め、頭や胸を起こします。
3)胸を張り、頭のてっぺんを床へつきます。
4)足先を天井に向け、踵を突き出しましょう。
その状態のまま、3~5呼吸する間キープします。
ハードすぎない運動を
身体をゆっくり動かし、しっかりと深く呼吸していると、身体も自然と温まってきます。これは、血液の循環が良い状態にある証拠。血液の流れが滞り、血管が詰まったりすると様々な支障をきたします。ふだんの生活に適度な運動とバランスの良い食事を心がけましょう。
もう少しがんばれそうな時は【橋のポーズ】
*続けるコツは無理をしないこと。気分とコンディションに合わせ、少しずつ運動量を増やしましょう。
1)仰向けになり両膝を立て、両足を腰幅程度に開きます。手の平は下向きに、身体の横に置きましょう。
2)息を吸いながら腰を持ち上げ、両肩に体重をのせます。
3)両手を身体の下で組み、3~5呼吸しましょう。
立った状態で【片脚前屈のポーズ】
*猫背の改善や、肩こりの解消にもつながるポーズです。
1)立った姿勢で、骨盤は正面に向けたまま、左足のつま先をやや斜めに向けます。
2)両手は背中で合掌します(出来ないときは肘をつかんでもOK)。
3)息を吐きながら、上半身を前に倒します。
4)目線は前に出したほうの足先におき、そのまま3呼吸キープします。
反対も同様に行いましょう。
これらのハードすぎない運動を定期的に長く行うことで、食欲を抑えることと合わせて、体調を整えることも心がけましょう。代謝機能をアップさせると脂肪が燃えやすい体質に変わり、同じ量の食べ物を同じように摂取しても、身体に蓄積されにくくなるというメリットも。
丸山洸輔 (フィットネストレーナー/26歳)千葉生まれ。
fitness&resort INSPA 京都フィットネストレーナーとして、姿勢改善、肩こり、腰痛、プロポーションアップの指導を得意とする。趣味はマウンテンバイク。
STEP1.体温と低血圧
STEP2.春の天敵!?花粉症と眠気
STEP3.今日から「歩き方美人」に
STEP4.室内でカンタン リフレッシュ
STEP5.夏本番、理想のBODYを手に入れる!
STEP6.夏バテ予防のフィットネス
STEP7.冷房病よサヨウナラ
STEP8.運動の秋、食べ過ぎない体質に
STEP9.秋のポッコリおなか対策!
STEP10.寒さに縮こまらない基礎づくり
STEP11.お正月太りにサヨウナラ