鍼灸師が教える3分ストレッチ

腹式呼吸で血流・細胞の活性化!身体を若々しくたもつ「肺」ストレッチ!!

3分ストレッチタイトル見出し24

CO鍼灸整骨院の小林です。

3分ストレッチも今回が最終回です。 これまで約1年間、本当にありがとうございました。

最終回なので、とっておき。 「え、こんなところもストレッチできるの?」 誰もが、「ええ、まさか」と思う部分のストレッチをご紹介します。

イライラしたり、集中力がなかったり、なかなか眠れなかったり。 生活のあらゆるシーンで、あなたの役に立ってくれます。

血液の流れが良くなり、細胞が活性化。 あなたの身体を若々しくたもつオススメのストレッチです。

 

ほとんど知られていない内臓のストレッチ

ところで内臓は、自分の意思では動かせませんよね。 自分の意思で心臓を止めることができたら、大変なことになってしまいます。

同様に、肝臓や胃、腸なども動かせません。

そもそも身体には、あなたの意思で動かせるもの、動かせないものがあります。 あなたの意思で動かせるものが、随意神経(ずいいしんけい)です。 反対に、あなたの意思で動かせないものが、不随意神経(ふずいいしんけい)です。

たとえば、手足の指や眼、口などはあなたの意思で動きますよね。 これは随意神経が働いているからなのです。

ところが、寝ているときを思い浮かべてみてください。内臓はあなたの意思とは無関係に動いていますよね。 これは不随意神経が働いているのです。

基本的に、「ストレッチ」とは随意神経が働いている部分を伸ばすことを言います。肩、腰、胸、脚など、どれも随意神経が働いています。 反対に言えば、内臓などの不随意神経が働いている部分を伸ばすことはできないんですね。

しかし、今回ご紹介するのは、不随意神経のストレッチ。つまり、「内臓」のストレッチなのです。

じつは内臓のなかで、たった1つだけ。 あなたの意思で動かせる器官があります。

それが、「肺」です。 肺は横隔膜(おうかくまく)や肋間筋(ろっかんきん)の働きによって随意運動ができます。

今回は、内臓ストレッチならぬ、「肺ストレッチ」をやっていきましょう。

 

健康のヒケツは、「肺」にあり

「腹式呼吸(ふくしきこきゅう)」という言葉を聞いたことあるかと思います。 お腹を膨らませつつ、鼻から息を吸い、お腹をへこませながら口から息を吐いていく、というもの。歌手の方がよくされていますね。 お腹が膨らむのは、横隔膜が下がって肺が膨らんでいるからです。 ちなみに、腹式呼吸の反対は、ピラティスの呼吸法としても知られる「胸式呼吸(きょうしきこきゅう)」といいます。

さらに詳しく見てみると、2つ穴のある鼻から吸った空気(酸素)は左右の気管支に分かれて、左右それぞれの肺に入っていきます。 肺の内部は枝分かれしていて、先にいけばいくほど細くなっています。 そして空気は、最終的に肺の先端、「肺胞(はいほう)」にたどりつきます。

この「肺胞」がポイントです。3分ストレッチ24-02

肺胞に空気(酸素)が届くか、届かないか。 たったそれだけの違いで、あなたの身体は大きく変わってしまうのです。

風邪をひきやすい人の原因は、肺胞に新鮮な空気(酸素)が届いていない場合が多々あります。 疲れやすかったり、なかなか眠れなかったり、すぐイライラしたり。 そういう生活のちょっとした不具合の原因でもあるのです。

猫背や姿勢の悪い方は、肺胞まで酸素が届きません。 身体のなかで「酸素不足」を起こしてしまうんですね。 なによりコワいのは、肺胞にひそんでいるウイルスに酸素が届かないので、肺胞で炎症が起こり、肺炎になってしまうケースです。

反対に、肺胞まで酸素を届けることができれば、血液中の酸素が増えて、細胞も神経も元気になります。 疲れない、若々しい身体になり、睡眠もぐっすり。イライラせず、毎日を快適に過ごすことができます。

 

若々しく健康的な身体をたもつ。肺ストレッチ

それではいよいよ、肺がたくさんの酸素を取り入れ、肺胞までしっかりと届ける肺ストレッチをしていきましょう。

まず、背すじを伸ばして、リラックスした状態で座ってください。 腹式呼吸をしていきます。

へその下に両手を当て、お腹が膨らんでいくのを確認しながら、「1・2・3」と3段階に分けて、少しずつ鼻から息を吸います。3分ストレッチ24-03

一瞬だけ息を止め、もう一度「1・2・3」と鼻から息を吸ってください。 お腹がいっぱいになっているでしょうか。

そして「1・2・3…、…8・9」と9段階に分けて、口から息を吐き出します。 口をすぼめて、息を細く長く吐いてくださいね。イメージは、ろうそくの火を消さないぐらいです。 ぜんぶ吐ききってください。3分ストレッチ24-04

これを3回~10回くり返します。 焦らず、ゆっくりとしたペースでおこなってくださいね。

今回の肺ストレッチをはじめ、これまでご紹介してきたストレッチはすべて、時間も場所も選びません。もちろんお金もかかりません。

日々のちょっとした時間に、これまでのストレッチを活用していただけたら、幸いです。 みなさまの健康を応援しております。 1年間、本当にありがとうございました。3分ストレッチ24-05

CO鍼灸整骨院 小林。

 

日々の役立つ健康情報を配信中 サンクロレラのFacebookはこちら

 

鍼灸師 小林 由樹

学生時代から京都・大阪・神戸の診療所で多くの患者様を診させていただき、さまざまな治療を学ぶ。平成15年からは母校の医療法人 城見会 アムス柔道整復師養成学院に入社。学院付属の『アムスジオ鍼灸整骨院』にて管理者を勤め、平成18年に(株)コ・メディカルを設立。
平成19年3月にCo.鍼灸整骨院を開業し現在に至る。

協力:CO.鍼灸整骨院

 

3minutes.content

 

このページの先頭へ