メンタルヘルス講座

人間関係に疲れたら…。 他人の感情に振り回されず、自分を大切に生きるヒント♪

タイトル06

人は生まれたときから、人と関わって生きていきます。
最初は親、兄弟といった家族、それから友人、先生など関わる人間関係が広がり、社会に出れば上司、同僚、部下と、さまざまな人間関係が生まれます。

この人間関係は、人が抱えるストレスにおいて一番のウエイトを占め、悩みも深刻化しやすいものです。
ネットの検索エンジンでは、今日も「人間関係 疲れた」「人間関係 改善」などのキーワードが打ちこまれ、人間関係に悩む人がその改善策を模索しています。

今回は、このストレスと切っても切れない「人間関係」において、いかに自分が居心地よく過ごせるかについて考えてみましょう。

 

顔色を見る、空気が読める人ほど要注意!

人間関係と一言で言っても、2種類の人間関係があります。
それは、

  • 外に向かう人間関係(他人との人間関係)
  • 内に向かう人間関係(自分自身との人間関係)

 

です。
まったく異なるようでいて、実は非常に関係性が深いのです。

 

人間関係というと、他人との人間関係にフォーカスしがちです。人間関係に悩む人のほとんどが、この他人との人間関係がうまくいかないと悩んでいます。

特にこれまで生きてきた環境で、例えば大家族だったとか、気難しい親に育てられ、親の機嫌ひとつでその日の運命が決まるような生活だったとか、学生時代にいじめに遭ったとか、そういう環境で育った人ほど、他人との人間関係に敏感です。

 

なぜなら、他人との人間関係がうまくいく、いかないで、自分の環境が大きく変わってしまうと思っているからです。
だから、自分を守るために先回りして人の顔色を見たり、その場の空気をいち早く読むクセがついたりと、「自分が心地よく生きるための蘇生術」として、他人主体の人間関係を築こうとしてしまいます。

「自分が我慢すれば、この場が丸く収まる」
「あの人の機嫌を損ねないことが、職場の人間関係が円滑になるコツ」
「よく分からないけど、不機嫌そうだから、ご機嫌をとっておこう」
といったような、自分を押し殺してしまう人ほど、「自分自身との人間関係」を改善することをおろそかにしています。

 

「自分自身との人間関係」とは、自分の心の声をちゃんと聞いてあげること。
そして、自分の心の声と行動の違和感を埋めていく、ということ。
これが出来ていないと、他人のことだけでなく、自分のことも分からず、結果どんどん人間関係のストレスを大きくしてしまうことになります。

 

「自分を知る」ことで「自分と他人は違う」ことを認識する

他人との人間関係を築くために、いつも他人の機嫌を気にしている。

これでは、人間関係に疲れるのも仕方ないですよね。
だって、常に自分以外の他人の機嫌をよくするために、自分の感情を使っているのですから。

他人とよい関係を築こうという姿勢はとても素晴らしいことです。
でも、他人の機嫌を取り続ける関係は、果たして本当の意味での「よい人間関係」と言えるでしょうか?
自分が平和で生きるために、自分の心の中にある「違和感」に蓋をしていませんか?

この「違和感」は、あなたの中にいる「小さな自分」です。

メンタルヘルス06

「小さな自分」は一生懸命、小さいながらもシグナルをあなたに送っています。
本当はもっともっとあなたに本音を聞いて欲しいのです。
「どうして私だけが我慢しているの?」
「本当はこういうことがやりたい!」
「NOって言いたいんだよ!」

こういった「小さな自分」の声を聞く時間を作りましょう。
自分自身とのコミュニケーションですね。
こうしたコミュニケーションを繰り返すうちに、自分自身のことが分かってきます。

自分のことが分かるようになれば、「自分と他人は違う」ということがハッキリと分かります。

他人は自分とは違うのです。
環境だって違うし、喜怒哀楽のポイントも違う。
他人に合わせたり、自分に合わせてもらおうとしたり、ということ自体に無理があることだと分かるでしょう。

他人と自分との適切な距離感を作るのは、この「自分と他人は違う」ということを認識することがスタートです。

 

他人の感情に引きずられそうになったときに唱えて欲しい「冷静になる言葉」

人は感情の生き物です。
自分にだって感情はあるし、他人にだって感情はある。

 

人間関係はとかく他人の感情にフォーカスしがちですが、まずは自分とコミュニケーションをしっかりととって、「自分の感情を扱うことができる」ようになることが、他人とのコミュニケーションを円滑にするためにも大切です。

「自分も相手もお互い心地よい人間関係」は、「どちらかだけが心地よい関係」では作ることができません。
ですから、まずは自分が心地よいと思えることを自分自身が知っておくべきなのです。

 

もしも、他人の感情(特に怒り)に引きずられそうになったときは、これからお伝えするある言葉をソッと心の中でいいので唱えてください。
この言葉は、自分を冷静にしてくれる効果があります。

それは、

「○○さんの感情は、○○さんのもの。私の感情ではない」

 

という言葉。

 

人の怒りに触れると、人は委縮し、冷静さを失います。
特に自分に向けて怒りの矛先が向いていればなおさらです。

この言葉は、相手の感情に自分の感情が引きずられそうだと感じたら、何度でもココロの中で繰り返してください。

これは私の感情ではないと認識することで、冷静さを取り戻せるので、よい対処方法も見えてくるでしょう。
「一心同体」と言いますが、それに近い状態は作れても、本当に「一心同体」になることは不可能です。
「二心二体」が本来の姿なのです。

「二心二体」なのですから、自分の感情をまずは大切に扱い、その上で他人の感情にも心を寄せることができれば、よい距離感で双方のベストを見付けられるはずです。

「自分が居心地よく、相手も居心地がよい」
そんな関係なら、末永いお付き合いができますね。

 

自分が居心地がよい状態を見付けることは、我がままでも自分勝手でもありません。
自分とコミュニケーションがとれない人が、他人とコミュニケーションをとれるはずがないのです。

人間関係に疲れたとき…。
そんなときこそ、自分のココロの声に耳を傾けるとき。
自分に優しくできる人が、他人にも寛容で優しくなれる人なのですから。

 

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レデュコ(ウーマンライフスタイル研究所)関西代表
女性の自立支援活動を行う中で、身体と精神のバランスが人生に与える影響に着目。溝口式分析学を学び、心理カウンセラー、バイオリズムコーディネーター、ポテンシャルアナライザー、ヒューマニティプロファイラーのライセンスを取得。
精神面と肉体面の細胞パワー(バイオリズム)を活用し、ビジネス・ライフスタイルにおけるアドバイジングを行う。

 

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