メンタルヘルス講座

梅雨のせい…?6月に多い身体と心の不調の原因と乗り切り方

タイトル12

6月は梅雨のシーズン。
雨続きでも元気に毎日を過ごしたいものですよね。

私は雨の日も結構好きなのですが、それでも雨が続くと洗濯物が乾かないし、部屋の中がムシムシするしで、だんだん憂鬱になってきます。
それに、外出するのがおっくうになりますしね。

6月に不調を感じる女性は思う以上に多く、なんと7割以上の人が体感しているそう。

6月は、女性の身体と心が不安定になりやすい月なんです。

今回は、そんな梅雨のシーズンである6月に多い身体と心の不調の原因と乗り切り方をお伝えします。

 

冬に多い「季節性うつ病」が梅雨時期にもなりやすい!?

「季節性うつ病(季節性気分障害)」という病気をご存じでしょうか?
季節性うつ病は、冬に発症しやすく、日照時間が深く関係しています。
冬は日照時間が短くなるため日光を浴びる量が減り、ホルモンのバランスが崩れることで睡眠と覚醒のリズムが乱れ、抑うつ症状が出やすくなるのです。

つまり、冬だけうつ病になるという病気なのですが、冬と同じように梅雨に入り、雨の日が続くと日照時間が少なくなるので、同様の症状が6月に多く発症するということが起こります。

一般的なうつ病と症状は同じですが、過眠と過食、とくに甘いものを無性に食べたくなるという症状が見られるのが特徴です。

では、季節性うつ病にならないために、また「もしかしたらそうかも?」というときにはどうすればよいのでしょうか?

季節性うつ病と日照時間が関係しているため、少しでも多く太陽の光を浴びることが望ましいのですが、梅雨のときは厚い雲に太陽が覆われてしまっているため、それもままなりませんね。

ですから、積極的に以下の2つを行ってみてください。

  • 梅雨の間の晴れ間があれば、できるだけ外に出て太陽の光を浴びるようにする。
  • 毎日、休日であっても同じ時間に起きて朝の光を浴びる。

なかなか起きられない人は、部屋の照明を明るくして目覚めを促すようにしてもOK。

休日の晴れた日は、いつもと同じ時間に起きて、太陽を浴びにお出かけするといいですね!

 

疲れた…ストレスによって引き起こされる「6月病」

新生活によるストレスが起こりやすいと言われる「5月病」。
しかし、最近では「6月病」なるものが社会人に多くみられるようになっています。

5月病は、GWを過ぎたころから「会社に行きたくない」と感じるなど、憂鬱な気分になることを言いますが、6月病は仕事のプレッシャーと梅雨時の天候不順で体調を崩し、心も元気をなくしていく…といったことが起こります。
この6月病は、新入社員だけでなく、中堅、中高年社員にまで及んでいるのです。

6月病の主な症状は、食欲不振、眠れない、会社に行こうとすると気分が悪くなる、などがあります。だんだんと会社を遅刻しがちになり、最悪出勤できなくなることも…。

6月病は医学的には「適応障害」と言われます。この適応障害はストレスによって引き起こされるため、カウンセリングが必要です。

真面目で几帳面、物事をしっかりと考えてから行動するタイプの人が、6月病になりやすいといった特徴があります。
こういったタイプの人は、「できません」と言えず、自分のキャパを超えて頑張ってしまうからなのでしょうね。

ですから、なるべく「自分のためのリラックスできる時間」を作るようにしましょう。
誰に気を遣うこともなく、自分のために使う時間。
好きなことをしたり、ソファに寝転がってボーッとしたり。
いわゆる、「充電する時間」を作ることです。

最初は抵抗があるかもしれませんが、1日、もしくは1週間の中に強制的にでも「優先順位を高くする、自分との約束」の時間を空けることが大切です。

また、なんでも話せる友人がいれば、愚痴を聞いてもらったり、一緒に食事をするなどの時間も心のデトックスになりますよ。

 

神経に影響する、梅雨時期の気圧による「気象病」

梅雨をもたらす梅雨前線上に低気圧が発生すると、前線の活動が活発になります。
気圧が低下すると人の身体は交感神経が高まり、血管を縮小させ血圧が上昇し、これが関節痛や頭痛、古傷が痛む原因の一つとなるのです。

これらの症状を「気象病」と言います。
もともと体が冷えやすく、血のめぐりが悪くなりやすい人、特に女性は、低気圧の影響で体調に異常を起こしやすいと言われています。

また、梅雨の時期は湿度の高い日が続くため、じめじめとした空気になっています。
こういったことから、不快感などの情動の変化をもたらし、自律神経が乱れる原因にも。

この気圧の低下による気象病と、自律神経が乱れることによって、頭痛などの体調不良を起こす人が増えるのです。

メンタルヘルス12

気象病を緩和するには、血流をよくすること。
暑いからと入浴をシャワーだけにせず、38~40℃くらいのぬるめのお湯にゆっくりと浸かって身体を温めましょう。
入浴は血流をよくするだけでなく、リラックス効果も高く、日中の疲れを癒してくれますよ。
このように、雨が続く6月は色々と身体も心も不調になりがち。

でも、このように梅雨の時期になりやすい症状を知っておくことで、予防もできて安心できるのではないでしょうか。
自分の身体と心の状態が分からないことほど、不安なことはありませんからね。

もし、あなたがこういった梅雨の時期にかかりやすい不調を抱えているなら、「他の人ももしかしたら同じように、このような症状を隠して頑張っているのかも知れない」と思えば、周りにも優しくなれ、ストレスも減るかもしれません。

梅雨はやがて明け、まぶしいくらいの太陽が待っていますよ。
毎年必ずやってくる梅雨と上手に付き合って、乗り切っていきましょう。

ただし、症状が重く長引くようなら必ず病院へ行くようにしてくださいね。

 

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レデュコ(ウーマンライフスタイル研究所)関西代表
女性の自立支援活動を行う中で、身体と精神のバランスが人生に与える影響に着目。溝口式分析学を学び、心理カウンセラー、バイオリズムコーディネーター、ポテンシャルアナライザー、ヒューマニティプロファイラーのライセンスを取得。
精神面と肉体面の細胞パワー(バイオリズム)を活用し、ビジネス・ライフスタイルにおけるアドバイジングを行う。

 

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