続・こころをほぐす、メンタルヘルス講座

「自分の意見が言えない…」職場での人間関係をよくする伝える力の磨き方

「人が集まるところにトラブルあり」

と言われるほど、人が集まればなんらかの摩擦が起こるのが人間関係。

 

とくに職場での人間関係は、仕事という同じ目的を共有していることから、摩擦が起こると仕事にも影響が出てしまいます。

 

 

今回は、職場での人間関係がよくなる、自分の意見を伝えるための方法についてお伝えします。

 

なぜ自分の意見を言えないのか

人間関係の基本は、コミュニケーション。

職場においてもコミュニケーションがうまくいっているところほど、業績が伸びているという結果が出ています。

 

職場では、お互いの意見を伝える場面も多くあるでしょう。

コミュニケーションがうまくいっていると、お互いの意見が衝突せず、一人の意見から新たな企画が生まれたり、改善がおこなわれたりして、職場がさらによくなっていきます。

 

しかし、この「自分の意見を言う」ということができないという人も多くいます。

「みんなと違う意見を言ってしまったら嫌われるのではないか」

「誰も賛同してくれなかったらどうしよう」

といった感情を強く持っていて、人と摩擦が起こることを避けている人です。

 

では、なぜ自分の意見を言えないのでしょう?

  

自分の意見が言えない人の心のパターン

自分の意見が言えない人には、心のクセというパターンがあります。

 

・自分に自信がない

自分に自信がない人は、意見を言うことができない傾向にあります。

なぜなら、自分に価値がないと思っているので、価値のない自分の意見も同様に価値がないと思っているからです。

 

「自分はダメだ」という自己否定を常にしているので、なかなか意見を言うことができません。

 

・嫌われるのが怖い

「人に嫌われたくない」という気持ちがとても強い人は、自分の発言によって人に自分がどう思われるのかが気になってしまい自分の意見が言えなくなります。

 

・否定されるのが怖い

意見を否定されるのが怖い人は、自分の意見を否定されることを、自分の人格を否定されることと同様に思っています。

 

そうなると、否定されたくがないために意見を言えなくなっていきます。

 

・自分の意見が分からない

自分の意見が言えないのは、心のクセのほかにもうひとつあります。

それは、「そもそも自分の意見が分からないから言えない」というパターンです。

 

自分の意見が分からないということは、それまでの人生において「自分と向き合う経験が少なかった」ということが挙げられます。

親の言うがままに生きてきた、という人にこの傾向が多くみられます。

 

また仕事の場面で意見がないという場合は、「失敗したくない」という気持ちもあると思いますが、それ以前に仕事における知識不足であり、状況における視点不足ということですから、知識を増やしましょう。

 

「伝える力」が社会人としての評価を上げる

職場では、「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」が大事と言われ、伝える機会がとても多いと思います。

 

職場において伝えるということは、とても大事なことです。

会話だけでなく、仕事となれば文書もあります。

自分の考え・意見をうまく伝えられず、「何を言いたいのかわからない」と職場の人に思われると、社会人としての能力も低くみられてしまうことも……。

 

そこで、職場だけでなく日々の生活の中で、「考えを言葉にして伝える」ことを意識して、「伝える力」を上達させていきましょう。

 

伝える力を鍛えよう

・思考を整理して、明確にする

自分の中のぼんやりとした「考え・思い」を整理することが必要です。

その中から、自分の伝えたいことだけを取り出してまとめていきます。

 

ひとつだけ伝えたいことを絞り出して伝えるというのは、最初はハードルが高く、なにが伝えることで重要なのか分からなくなりがちなので、おすすめなのは「伝えたいことを2つに絞る方法」です。

 

たとえば、販売の仕事をしているなら、今期の流行と、お客さまの年齢による購入傾向、というように2つに絞ります。

そうすることで、実際に上司に説明を求められたとき、またお客さまを接客するときに役立つでしょう。

 

・思考を言語化する練習をする

 考えたことを言語化してアウトプットする練習も効果的です。

このとき、人に話すことでもいいのですが、最初は文字で表現するほうがやりやすいでしょう。

 

この練習をする場として、おすすめなのは、Twitter(ツイッター)です。

Twitterは1ツイート(投稿)で全角140文字です。

この文字数で伝えたいことを表現しようとすると、簡潔にまとめないといけません。

伝えたいことを短くまとめる力がつきます。

 

見た映画の感想でもいいし、TVニュースを短くまとめ、それについて自分の考えを述べるのもいいですね。

 

・ボキャブラリーを増やす

とくに仕事においての会話では、仕事に必要な専門用語のほかに、語彙力(使える言葉)がないと情報が正確に伝わらなかったり、気持ちのすり合わせができなかったり、仕事においても大きな損失となる可能性があります。

 

自分が使える言葉を増やすには、やはりたくさんの言葉に親しむ機会を作ることです。

本を読む、映画を見る、人の書いたブログ記事を読むなどです。

そこで、いいなと思う言葉があればメモしておく、分からない言葉があれば調べる、といったことをしましょう。

 

・意見を言うことで人間関係も世界も広がる

この世に一人として同じ価値観の人間はいません。

「意見が違うのが普通」だと認識しましょう。

 

そして、意見が違っても自分の価値が下がるわけではなく、人に嫌われるわけでもないことを知ってください。

 

意見が違ったとしても、お互いが「そういう考え方もある」とまずは受け入れて、それから自分はこう思うということを伝えられるといいですね。

 

そうして人と前向きな意見交換ができるようになると、意見が違うことが怖くなくなります。

意見が違うことは、自分の考え方を広げるきっかけとなるので、他人と意見を交換するのが楽しくなってきます。

 

そうなると視野がグンと広がり、人間関係もどんどんよくなっていくでしょう。

 

意見を言うことは、喧嘩を売ることではなく、お互いの関係をもっとよくしていきましょう、ということなのです。
☆こちらの記事もおすすめ↓↓
仕事を頑張りすぎる人の7つの特徴と、頑張りすぎないための自己対策とは
 

心理カウンセラー・ヒューマニティプロファイラー 月野るなさん

ルナリバティ代表

女性の自立支援活動を行う中で、身体と精神のバランスが人生に与える影響に着目。溝口式分析学を学び、心理カウンセラー、バイオリズムコーディネーター、ポテンシャルアナライザー、ヒューマニティプロファイラーのライセンスを取得。

精神面と肉体面の細胞パワー(バイオリズム)を活用し、ビジネス・ライフスタイルにおけるアドバイジングを行う。

https://ameblo.jp/tsukino-luna/

 

日々の役立つ健康情報を配信中 サンクロレラのFacebookはこちら

バックナンバー

vol.1 もう子どもに怒りたくない!イライラしない子育てのススメ
vol.2 第一印象で人間関係が変わる!自分らしく見せて人気者になるには?
vol.3 「職場の人間関係」で、社会人としての成長度がグンと変わる!自己成長のためのポイントとは?
vol.4 SNSがあなたの自信を崩壊させる!?自信を育てたいときは情報を断捨離しよう!
vol.5 あの人が羨ましい…!人と比較して嫉妬に苦しむあなたに伝えたい「嫉妬をバネにする3つの方法」
vol.6 ゲーム大好きな人は要注意!?やる気が出ないのは、セロトニン欠乏脳かも?
vol.7 身近な人間関係がうまくいくコツ!喜んでもらい、自分も喜べる循環を作ろう
vol.8 ストレス発散のつもりの悪口が、逆にストレスを大きくしているって本当!?
vol.9 自分の仕事がはかどらない…。イライラする…!ダメダメな新人、どう育てる?
vol.10 「自分の意見が言えない…」職場での人間関係をよくする伝える力の磨き方
vol.11 自分の人生は、自分で決めて生きる!「依存体質」から抜け出し、自分自身を取り戻そう
vol.12 寒くなると気持ちが落ち込む「冬季うつ」を吹き飛ばそう!北欧の人に学ぶ「幸福感」とは?
vol.13 人生開運3つのポイント!これを忘れなければ運は開ける
vol.14 素直じゃない人は要注意!素直になれば恋愛も仕事も、人生すべてがうまくいく!
vol.15 なんとなく不安、毎日おもしろくない…。ストレス社会に打ち勝つ5つの方法

このページの先頭へ