教えて達人!あなたの健康習慣

ヨガインストラクター 永瀬舞さん《前編》「心と身体を健康にしてくれるのがヨガの魅力」

いろんな業界の第一線で活躍されている達人に、日頃の健康習慣についてインタビューする「教えて!あなたの健康習慣」。第六回目のゲストは、フリーのヨガインストラクター永瀬舞さんです。

 

 

『今回の達人』

ヨガインストラクター
永瀬 舞(ながせ まい)さん

プロフィール

宮崎県出身。
海や山、自然の中にいることが好き。
旅をしたりサーフィンをしたり自然に触れながら子供のように思いっきり
遊ぶことがライフスタイルのテーマ。
10代シンガーを目指し上京する。
歌手活動をやめたあとに夢中になれるものを探す中、導かれるようにヨガと出会う。
あっという間にヨガに魅了され日本で学んだのちハワイへヨガ留学をする。
自然に囲まれながら、ヨガ、哲学、瞑想などを学ぶ。
帰国後も様々なスタイルのヨガに触れながら大好きなヨガを学び続けている。
現在フリーヨガインストラクターとしてヨガスタジオ、スポーツジム、企業向けヨガ、パーソナルヨガなど関西を中心に活動中。

 

 

——— 幼少期はどのようなお子様でしたか?

 

永瀬舞さん(以下、永瀬) 田舎で育ったので、山とか川、外で遊ぶ子どもでした。でも、本を読むことも好きで、町から表彰されるぐらい図書館の本を読んでいました。家の中で本を読んだり、塗り絵をしたり、集中するのも好きでしたね。あと、犬を飼っていたので、犬と毎日遊んでいました。
母の「外でのびのび遊んでほしい」という方針で、家にはテレビゲームなどは無く、弟と山の中を駆け回ったり、木に登ったり、活発な子どもでしたね。

 

——— 今でも山とか行かれると、楽しくなりますか?

 

永瀬 楽しいです!それに今でも自然の中にいる時間は自分にとってのパワーチャージです。宮崎に帰ったときには思いっきり深呼吸します。
空気が美味しい~。

 

——— 学生時代は何かスポーツをされていましたか?

 

永瀬 小学生のときは空手、中学生のときはバスケットボールですね。
空手は、弟にさせようと母が連れていったんです。
私はそれに付いていって。弟はすぐやめちゃったのですが付いていった私がはまっちゃって。最初に通いだした小学校の体育館だけでよかったのですけど、そのうち別の曜日に違う小学校にも練習に連れていってもらっていました。

 

——— 何か一つのものに、没頭しやすい性格なのでしょうか?

 

永瀬 良くも悪くもそうですね。(笑)

 

——— では、ヨガに出会ったきっかけは?

 

永瀬 実は、直感としか言いようがなくて。ヨガをしたことないのに、資格を取ったっていうすごく珍しいパターンなんです。
シンガーを目指して歌手活動をしていました。活動を辞めて会社に就職してからまた夢中になれるものはないかなとずっと思っていたんです。
身体を動かす仕事って楽しそうだな~なんて思っていたときにヨガという言葉に直感的にひかれました。ヨガってなんなんだろう。ヨガの仕事ってどんなんかなと、調べてみて、すぐ体験に行きました。そしたらその日、先生、スタジオの雰囲気、アロマの香りにピーンと来て!
会社員の時は肩も凝っていて、心も体もかちこちだったと思います。
なので、久しぶりに柔らかい人に会ったな~と感じました。
それでヨガはしたことなかったんですけど体験当日何も考えずにヨガの資格を取る学校に入学したのがきっかけです。
生徒は、ヨガを何年もしていて先生になりたくてとか、ずっとバレエしていて体が柔らかいのを生かしたくてとか、ヨガが好きだから勉強に来ましたとか、そういう方ばっかりだったので、自分だけ体が硬くて最初はすごく恥ずかしかったのを覚えていています。
でも、先生が「隣の人と比べない」と言ってくれたおかげですぐに肩の力が抜けて、比べることを辞めてヨガを楽しめるようになっていました。

 

——— 直感で思いついて、たまたま行った体験のレッスンで良い先生に出会えて、ご縁があったのですね。

 

永瀬 運命の出会いですね。なるべくしてそうなったとしか思えません。

 

——— ちなみにヨガの勉強ってどういうことを学ぶのですか?

 

永瀬 ヨガの勉強は、解剖学を学びます。お医者さんが学ぶものと近いと思います。筋肉の構造や、関節、骨と神経、内臓。

 

——— そこからなのですね。

 

永瀬 私もびっくりしました。でも、レッスン中に生徒さんに怪我をさせてはいけないし、ポーズのこつをお伝えするときに筋肉の構造や関節の構造を分かっていることは大事だと思います。
例えば、解剖学的に無理な方向や変な角度で身体を動かしている方がいたら、怪我をすることもありますので。そういった身体の仕組み、運動の機能解剖とかですね。
それと、ヨガの歴史。哲学です。ヨガの哲学。これは一番大きいです。
知らないことがたくさん。考え方も変わりましたし、いつも自分を助けてくれます。

 

——— ヨガは、きっと哲学とかそういったメンタル的な部分からも、身体にも及ぼす影響が大きそうですよね。それもヨガの魅力なのでしょうか?

 

永瀬 そうですね。ヨガを始めたきっかけをみんなとおしゃべりしていると、ほんとにいろんなきっかけがありまして。
健康のため、美容のためと、身体の面からヨガを始める方もいますが、すごく気分が落ち込んでいてとか、心が病んでいて、という方も多かったんですよ。びっくりしました。身体を動かす運動みたいに思っていましたから。
呼吸法から興味を持ってヨガを始めた方や、瞑想から興味を持ってヨガを始めた方も。身体の面からではなく、メンタル面から興味を持って始めた方の多さが意外でした。ほんとに最初はヨガのこと何も知らなかったので。
身体と心は繋がっているのを感じられる。心も元気になれるのがヨガの魅力です。

 

——— 永瀬さん自身は、ヨガを始めてなにか身体に変化はありましたか?

 

永瀬 一番、わかりやすかった効果が肩こりですね。マッサージ屋さんが好きだったけど、行かなくなりました。それに、不思議と風邪も引かなくなって。あと身体を作ってくれている食べ物が大事だなと気づきました。
なので、体調と考え方も大きく変わりましたね。

 

——— 考え方というと?

 

永瀬 「頑張りすぎなくていい、できなくてもいい」、って練習中に言われるんですね。「持っている力の70%くらいでヨガのポーズをしてみてください」、って。最初、頑張り過ぎなくていいって分からなくて。
なんだったら勉強しにきているので120%の力を出して頑張ろうと意気込んでいましたから。(笑)
ポーズを練習に来ているのに、できなくていいって、難しくないですか?
子供のころにしていた空手やスポーツだと、できなきゃいけないし、できるまで練習したり、限界を超えるまでやろうとするタイプだったんで。
意外と真面目で、本当に肩もかちこちに凝っていたんですけど、それより心も凝っているんだなということに気づけました。ヨガに出会うまではそれを、相手にも求めていたような気がします。自分にも厳しく、人にも厳しくしてしまっていたというか・・・それが、まぁいっかって、ふにゃふにゃというか、頑張りすぎないようになりました。
身体の柔軟性だけではなく心、考え方も柔らかくなったと思います。

 

——— ヨガが健康に良いというのは、そういうメンタルの面で、がちがちから解放されるというところですかね。

 

永瀬 はい。心だけ健康、体だけ健康はなりたたないと気づきました。心が元気じゃなかったら自然と姿勢も猫背になって、胸が閉じてしまいます。
逆に、心が健康だったら、胸が開いて姿勢も良くなります。
心と身体はつながっています。
心と身体どちらも健康にしてくれるのがヨガの魅力ですね。

 

——— でも、一般的にヨガの体験に行っても、そういうメンタルな部分とか哲学の話まではなかなかされないですよね?どちらかというと身体を動かしてポーズを取るという部分だけがクローズアップされがちで。スポーツジムだと、エアロビクスやストレッチと同じようなものと思って体験に来られる方も多いでしょうね。

 

永瀬 そうですね。でも、先生やクラスによりますよ。私がこれまで受けたクラスは哲学の話や歴史の話をしてくれる先生も多かったです。
スタジオのコンセプトにもよると思います。
ホットヨガスタジオとかでしたら、汗かいてリフレッシュやストレス発散目的もあるだろうし。それを哲学のお話とかはなしでそれを求めている方もいると思います。
ぜひ、いろんなスタジオ、クラスを受けてみて自分にあったヨガを好きな先生を見つけてほしいです。

 

 

次回、後編はヨガについて、もっと掘り下げてお話しをお聞きします。

 

永瀬 舞さんの公式Facebookページ
https://www.facebook.com/Embraceyoga.with.mai/

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