教えて達人!あなたの健康習慣

ヨガインストラクター 永瀬舞さん《後編》「ヨガは健康だけでなく幸せに生きる智慧や教えがある」

いろんな業界の第一線で活躍されている達人に、日頃の健康習慣についてインタビューする「教えて!あなたの健康習慣」。第六回目のゲストは前編に引き続き、フリーのヨガインストラクター永瀬舞さんです。

 

『今回の達人』

ヨガインストラクター
永瀬 舞(ながせ まい)さん

プロフィール
宮崎県出身。
海や山、自然の中にいることが好き。
旅をしたりサーフィンをしたり自然に触れながら子供のように思いっきり
遊ぶことがライフスタイルのテーマ。
10代シンガーを目指し上京する。
歌手活動をやめあとに夢中になれるものを探す中直感的に
ヨガインストラクターになりたいと感じ養成校へ入学する。
ヨガにあっという間に魅了され日本で学んだのちハワイへヨガ留学をする。
自然に囲まれながら、ヨガ、哲学、瞑想などを学ぶ。
帰国後も様々なスタイルのヨガに触れながら大好きなヨガを学び続けている。
現在フリーヨガインストラクターとしてヨガスタジオ、スポーツジム、企業向けヨガ、パーソナルヨガなど関西を中心に活動中。

 

 

——— 前編に続き、後編ではヨガについて少し掘り下げてお聞きします。ヨガって毎日されるものなのですか?

 

永瀬舞さん(以下、永瀬) よく生徒さんにも聞かれるんですけど、私は心と体の声を聞いて、伸ばしたいなとか、ちょっとやりたいなと思ったときに、やったらいいと思っています。簡単な仰向けに寝てするポーズを1個だけとか、それでも十分ヨガなのでいいと思います。
でも、ヨガに向き合うと実践の大切さがわかってきます。すると自然に毎日したくなりますよ。

 

 

——— ヨガの講師をされていて、教えるのは大変だなと感じられますか?

 

永瀬 伝えたいことがたくさんありすぎて、伝えるのって大変だなとか、難しいな思うときがあります。身体を動かす以外にも哲学のお話とか。
自分の言動とポーズに責任が伴いますし。
でも、とても楽しいです。毎日生徒さんに会うのが楽しみです。

 

——— 楽しまれているということは、教えるという意識より一緒に楽しむという感覚なんですかね。

 

永瀬 はい!一緒にヨガをしてシンプルに楽しい。ヨガについての学びは一生学んでも学びきれないくらいだと思います。毎日、勉強。インプット、アウトプット。それも楽しんでしています。
生徒さんのためでもあるし、自分の為にも。

 

——— 教えている中で、自分のほうが気付くことがやっぱりあるのですか?

 

永瀬 あります。逆に教えてもらうこともあります。
人それぞれ同じ身体はないので、自分が好きなポーズ気持ちいいと感じるポーズが生徒さんは好きじゃなかったり。右手ひとつ上げるのも、いろんな上げ方があって、手のひらは床とか、指先は壁のほうとか、この説明だとそう伝わるのか~と気づかされます。
あまり細かく説明しすぎると、生徒さんの頭の中がぐちゃぐちゃになって身体を感じられなくなるのでそれにも気をつけています。
日本はオーバーコーチングと言われているそうです。ハワイ留学で学んだヨガは先生の言葉は少なめで感じるヨガでした。
手の位置、骨盤の向き、細かいところはもちろん大切なんですけど、もっと身体に目を向けて、ヨガを感じられるようなクラスにしていきたいです。
ヨガを受けることも好きなので。他の先生のクラスにもよく受けに行っています。
そこで気づかされることもたくさんありますよ。

 

——— 体が硬い人もやわらかくなりますか?

 

永瀬 なります。まずはやってみて硬いって気付くだけで、身体は変わり始めます。私は、ここが硬いんだって気付くだけで十分変わり始めるきっかけになります。気付くって大事です。あと硬さのほかに、左右差も。右は強いけど、左は弱いとかも気づいたりします。でもヨガに即効性はなく、じわじわ効いてくるものなので、すぐ柔らかくなりたい、すぐかっこいいポーズできるようになりたいっていう方もいるんですけど、硬いことにこだわらず気長にマイペースにやるのをお勧めします。

 

——— 寝て起きたらすぐ身体が硬くなってる気がするんですけど…。寝ているときって、身体がゆるみそうなのに、なんで起きたら硬く感じるんでしょうか?

 

永瀬 寝ている間は動きが少ないのでギュッと縮こまってしまいますね。
朝伸びをしたくなるのは身体を目覚めさせるためです。
寝る前のマインドも関係していると思います。

 

——— マインドですか?

 

永瀬 寝る前の思考です。1日に感謝して、幸せを感じながら寝ると、良く眠れ、副交感神経が優位になります。リラックスです。考え事や心配事が多い日は、肩に力が入ったまま、眠りも浅くなって起きたときに身体が硬いな~重いな~と感じることがあると思います。

 

——— なるほど。日々に感謝、大事ですね。

 

永瀬 大事ですね。一日をがんばってくれた自分の心と身体にも感謝です。

 

 

——— 肩こり気味なのですが、なにかオススメのポーズはありますか?

 

永瀬 肩こりにお薦めは、うさぎのポーズと、猫のポーズ、キャットツイストです。キャットツイストは猫みたいに四つん這いになって、ねじるポーズです。肩甲骨周りを動かすので、肩こりにいいですよ。
あと、今すぐ簡単にできるストレッチは、手を身体の後ろで握手して、肩甲骨と肘を真ん中に集める。肩を下に引っ張って、下げてあげる。胸を開いて、肩甲骨も真ん中に寄せて上げるだけで、胸が広がって呼吸も入ってきます。顎も上げると、首の前側も伸びます。

 

——— あ、気持ちいですね。

 

永瀬 人は普段、手を前にして作業する事が多いので、後ろにしてあげるだけで、いつもと違うところが伸びて、血のめぐりが良くなります。もうひとつは体側ですね。身体の横側。ここも普段伸ばすことないから、伸ばすと気持ちいいです。

 

——— あと、足の筋肉を保つのにいいポーズはありますか?

 

永瀬 そうですね。足の筋肉を保つには、戦士のポーズ。ヴィラバドラ・アーサナ2。チェアポーズ。椅子のポーズとかもいいですね。
バランスよく、足の外側、内側使えるし、足裏の踏み込む感覚と、足の甲のアーチの育成にもなります。他にもたくさんありますよ。

 

——— もう、気になって色々、聞いちゃっていますが。寝る前に、お薦めのポーズとかってありますか。

 

永瀬 寝る前は、ヴィパリータ・カラニ。壁にお尻をつけて足を90度上げて、寝るだけです。下にクッション入れてもいいし、寒かったら、足からも全部、毛布かけたりとかして。リストラティブヨガっていう、道具を使ってリラックスするヨガがあるんですけど、その一つです。足のほうにたまった悪いものを、身体のほうに戻して排出する助けになります。

 

——— その他、ヨガ以外で健康に気を付けていることはありますか?

 

永瀬 自然体でいることですね。気を使い過ぎたり、空気を読み過ぎるところが昔はあったので。自然体でいて、行きたい場所には足を運んで、会いたい人には会いにいく。お金も時間もいるけど、なるべくフットワーク軽くして。
心が喜ぶことをします。あとは、食べ物。食べる物も変わりました。
ヨガをすると身体に目が向いていくので、自然と食生活が良くなります。
生徒さんがよく、せっかくヨガしたから帰りになんか、ちょっと身体にいいものを食べて帰りたいなとか言ってるのを聞きます。オーガニックカフェとかに、レッスンの終わった後、行かれる生徒さんもいますね。
せっかく身体にいいことしたから、口にするものもいいものを選びたいって自然と思って、少しずつ食生活が変わっていくんですね。バランスも良くなって。
逆に、身体に悪そうなものは欲しくなくなっていきます。
たまのジャンクフードも美味しいですけどね。

 

——— やっぱり、体と心の健康に目を向けたときに、食事は、くっついてくるという感じなんでしょうね。

 

永瀬 そうだと思います。食事、心、身体ぜんぶ繋がっています。

 

——— 今後、どのような方に、ヨガ薦めていきたいなと思いますか?

 

永瀬 そうですね、頑張りすぎな人。忙しい人。ヨガでほっと緩まる感覚を味わってほしい。あと元気な人だけじゃなく、闘病中とか、リハビリ中の人にヨガをする機会を作りたいです。
去年、出会った福井県で女医をされている方が、呼吸法とヨガを、がん闘病中の方に病院で実施されていて、少しお話を聞く機会があって興味がわきました。
私の母も闘病していたので、ヨガが助けになるんじゃないかと。
ヨガは身体の健康だけでなく、幸せに生きる智慧や教えがたくさんあります。
出会った人みんなにお薦めしたいです。

 

 

——— 今後の夢や目標などはありますか?

 

永瀬 目標はなんか緩いんですけど、海のそばに住むのが夢です。
海の近くで、サーフィンもできてヨガもできて、カフェもあって、ゲストハウスもあって。旅をしている人が泊まって休んだり。小さくてもいいので、なんかそういう、楽しい人の集まる場所を作れたらな~。
楽しく生活できる場所をつくるが目標ですね。

 

——— 素敵な夢ですね。今日は、ありがとうございました。

 

永瀬 ありがとうございました。

 

永瀬 舞さんの公式Facebookページ
https://www.facebook.com/Embraceyoga.with.mai/

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