鍼灸師が教える!自分でできる健康のツボ

長年悩まされてきた不快な便秘、腸を活性化させるツボ押しでスッキリ解消!

万病のもとになる便秘の原因は?

CO鍼灸整骨院の小林です。

便秘ってツラいですよね。スッキリしなくて、気持ちも沈みがち。

なかには便秘に慣れて、お通じをあきらめてしまっている方もいらっしゃるようです。

 

とくに、女性に多い便秘の悩み。

今回はそんなお悩みの方必見、便秘解消の「ツボ」をご紹介します。

マッサージなど、いろいろ試しているけれど結果がいまひとつ出ない方、薬に頼っている方は、ぜひ紹介する「ツボ」にチャレンジしてみてください。

 

そもそも便秘とは、便通が3日以上なかったり、便がカタく少量で、残便感があったりする状態を指します。排便のまえには、必ず便意がありますが、この便意が起きにくくなっている状態です。

 

そんな便秘の原因は、ズバリ2つ。

身体的な原因と、精神的な原因です。

 

運動不足や急激なダイエット、水分や野菜の摂取量が減っているなどが、身体的な原因になります。

ウォーキング、ジョギングといった有酸素運動。食物繊維を摂り入れて、食生活を見なおす。便秘解消法として、よく挙げられるものですよね。

 

また、ストレスを抱え込むだけでも、便秘は起こります。これが、精神的な原因です。

自律神経の乱れによって、胃腸の働きが低下するんですね。

つまり、仕事や家事、人間関係など、知らないあいだに蓄積されていくストレスが、便秘の原因になっているかもしれないのです。

 

「なにをやっても解消できないから」

「もともとの体質だから」

 

そう言って、便秘を放置しておくのは、とてもキケンです。

便秘は、風邪と同じく「万病のもと」になりうるもの。腹痛や腹部膨満感、食欲不振などを引き起こし、さらには肌荒れや肩こりにもつながる、深刻な問題なのです。

 

腸を整え、便秘を解消するツボ4選

そんな便秘を、身体面からも、精神面からも解消したい。

ツボを刺激すれば、腸の働きが活発になったり、状態が整ったり、リラックスにも役立って、まさに一石二鳥。

便意を起こりやすくしていきましょう。

 

便秘に効果的なツボは、手や足など、さまざまな場所にあります。

ただ、今回はもっとも効果が期待できる、患部に近いお腹のツボ、4つをご紹介します。

 

どれも整腸効果が期待できるものばかり。

朝起きた直後に押してみたり、トイレのなかで押してみたりがオススメです。

ただ、お腹は全身のなかでもやわらかくデリケートな部位ですので、刺激する際にはチカラを入れすぎないよう気をつけてくださいね。

 

また、呼吸を止めず、ゆっくりと息を吐きながらツボを押すのも、ポイントです。

 

①天枢(てんすう)

天枢(てんすう)は、おへそから指幅2~3本分外がわに離れた場所、左右それぞれにあります。

内臓全般の働きを活性化させるツボとして知られており、便秘のみならず下痢の解消にも良いとされています。

腸が正常に機能するのを手助けしてくれるんですね。

人さし指、中指、薬指の3本をそろえて、左右のツボを同時に押しましょう。お腹が軽くヘコむぐらいの強さがオススメです。

 

②大巨(だいこ)

大巨(だいこ)は、おへそから指幅2~3本分外がわに離れ、さらに指幅2~3本分下がった場所にあります。①の天枢から指幅2~3本分下がった場所です。

慢性的な便秘にお悩みの方であれば、この部分がかなりカタくなっているはずです。

天枢と同様、人さし指、中指、薬指の3本をそろえて、左右のツボを同時に押してください。

 

③気海(きかい)

気海(きかい)は、おへそから指幅2本分下がった部分にあたります。

生殖機能とも深く関わっているツボで、女性であれば生理不順や生理痛、男性であればEDにも効果があると言われています。

ゆっくりと息を吐きながら、押してください。

 

④左大腸兪(ひだりだいちょうゆ)

こちらは上記3つのツボとは少し違い、腸のぜんどう運動(便を肛門まで運ぶ運動)を促すツボです。

左大腸兪(ひだりだいちょうゆ)は、骨盤の上端と同じ高さで、体の中心から指幅2本分、左がわにあります。

背面にありますが、ムリなく1人で押すことができます。

左大腸愈の位置を確認してから、左がわの腰が上になるよう横になってください。

ツボに左手の親指をあて、気持ちよく感じるぐらいの強さで、3~5秒間押しては離す刺激を、3分間くり返してください。

 

いかがでしたでしょうか?

どれも1人で、お金を使わず、ちょっとしたスキマ時間にできるものばかり。

 

即効性はないかもしれませんが、ツボを刺激することで、少しずつ体内が正常な働きを取り戻していきます。

 

ちなみに日本人は、世界で1番、腸が長いそうです。

言いかえれば、便がなかなか肛門にたどりつかない、ということ。

 

もちろんツボの刺激だけではなく、有酸素運動や食生活の見なおしと合わせたら、効果は倍増になります。

繊維の多い食べものを摂って、腸のぜんどう運動を加速させるのもいいですね。

 

ストレスを受け流しながら、食生活の改善と合わせ、ツボを刺激して、不快な便秘を解消してください。

 

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鍼灸師 小林 由樹

学生時代から京都・大阪・神戸の診療所で多くの患者様を診させていただき、さまざまな治療を学ぶ。平成15年からは母校の医療法人 城見会 アムス柔道整復師養成学院に入社。学院付属の『アムスジオ鍼灸整骨院』にて管理者を勤め、平成18年に(株)コ・メディカルを設立。
平成19年3月にCo.鍼灸整骨院を開業し現在に至る。

協力:CO.鍼灸整骨院

 

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